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おやゆびを知らない子どもたち

お父さんゆびひめ?


2016年8月27日,28日 群馬県渋川市 渋川市民会館

執筆担当者:大塚智子

先週は群馬県渋川市に行ってまいりました。2012年以来の約4年ぶりです。


時間帯によって差はありましたが、元気な子供たちや、ママさんたちでブックトークもにぎわいました。子供たちは、絵本を紹介するたび本当に素直な反応を返してくれます。質問すると物おじせず返してくれる子が多かったので、トークも楽しく進みました。

ただ、現代の子どもたち、知らないことが多すぎて、大人の方はびっくりしていました。


例えば、ある絵本の表紙を見せて、「このお話、表紙だけで何かわかるかな?」と武田が聞きます。表紙には大きなチューリップ、その中に小さな女の子が座っています。正解は、そう「おやゆびひめ」です。いつもなら、答えてくれる子がひとりふたりいるのですが、みんなの反応は「???」でした。「じゃあ、ヒント!この指、何指だ〜?」と武田が親指を立ててヒントを出すと・・・「お父さん指!」と子どもたち。ちなみにみんな小学生です。武田「別の言い方でなんて言うんだっけ?」子どもたち「・・・・・・??」


さぁ、大人のみなさん、びっくりしませんか? 現代の子どもたち「親指」という言葉を知らないのです。知らないと言ったら大袈裟かもしれませんが、ピンときていませんでした。

昔と比べて物語を読んでいないなど、理由は様々あると思いますが、一番は、会話不足ではないでしょうか。そして遊び方の差なのだと思います。私が子供の頃は、あやとりなんかをしながら「親指ひっかけて〜」とか、日常会話に何度も出てくるはずの言葉でした。別に教わったわけではなく自然に拾った言葉です。


ゲームやDVDが身近な、現代の子どもたち。会話をしなくても楽しめる遊びに囲まれすぎているのかもしれません。・・・でもそれは私たち大人も同じことですね(^ω^)

たまには、スマホを手放し、丁寧な日本語で会話をする。子どもたちを見て、大切なことを思い出した気がします。


次回は千葉県印西市です。

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