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ミニ折り鶴の4歳児

Facebookライブで少しお話した子の話題です。


2017年2月4日,5日 東京都町田市 町田市民ホール

執筆担当者:大塚智子



先週は東京都町田市にて開催しました。町田市での開催は2013年以来の約3年半ぶりです。


突然ですが、みなさん折り紙はお得意ですか? 最近は、子どもたちの遊びが電子的なものに変わり、折り紙や粘土など手を使った遊びも減ってきています。ときどき子どもたちと折り紙で遊んだりすると、小学生でもわりと苦戦する子が多く、形をとらえることが苦手だったり、紙を折る指の力そのものが弱いことにも気がつきます。


写真をご覧ください。私の掌に、ちょこんとおさまった折り鶴。2センチにも満たないと思います。これを作ったのは、なんと4歳の女の子です。

日曜日の夕方、お父さん、お母さんと一緒にきてくれたその子は、本が大好き。もちろんお父さんお母さんもです。私がはじめに一冊紹介すると、しゃがんでお子さんと同じ目線で聞いてくださるような、そんなご両親でした。そんな少しの動作からも、普段から一緒に本を楽しんでいらっしゃるのが伝わってきます。女の子は、何冊も何冊も武田に「読んで」とおねだり。少し長めのお話もしっかり聞いてくださるので、年少さんと聞いて本当にびっくりでした。


写真の折り鶴は、爪楊枝などを使いながら、その子が自分で作ったものだそうです。なんとそのための小さな正方形もご自身で切るそうです。お母さんがお財布の中に大切にしまっておかれたものを見せてくれました。もちろん、この子がはじめからこんなに小さく作れたはずがありません。お父さんお母さんが一緒に遊ぶ時間をたくさん持たれたのでしょう。

本当に仲良しなご家族で、長時間絵本を見た後、その子がいった一言は、「ぐりぐらカルタやる時間なくなっちゃうよ〜」でした(^ω^)


今は、お教室などで習い事として、たくさんのことを学んでいる子が多い時代ですが、その中には、昔の子どもたちが、遊びの中で自然に身に着けていたこともたくさんあるような気がします。そして、お教室で習うことも素敵なことですが、子ども同士や、お父さんお母さんと過ごす時間も、子どもたちが育つのには大切なのではないかなと思います。


次回は、一週お休みをいただきまして、2月18日,19日、埼玉県久喜市です。


(後日談です。)


ゆいちゃんからのお手紙

2017年3月25日,26日  静岡県御前崎市 御殿場市民会館

執筆:大塚智子


先週は、静岡県御殿場市に行ってまいりました。御殿場市での開催は約4年ぶりです。

土曜日は快晴に恵まれ、お子さま連れのご家族も多くいらっしゃいました。しかし日曜は、まさかの雪!とても寒く、お客様は激減。ややさびしい展示会となりました。

いらっしゃったお子さま連れのご家族も、一部の本好きの方をのぞいては、おうちの中で本を読むことはほとんどなく、本に慣れていない子どもたちも目立ちました。本に慣れていない子たちは、目の前に絵本がたくさん並んでいても、「見る」「さぐる」ということをなかなかしてくれません。お話も聞けず、すぐ飽きてしまいます。

「見る」という意志がなければ、何も見えてこないのが本。そんな意味で、本を見ることが楽しめるようになれば、世の中の多くが目に飛び込んでくるのと思うのですが…

昨日、あるお客様より、素敵なメールをいただきました。 先月の町田市展示会で出会った、小さな折り鶴を折った4歳の女の子のご家族からです。 (Facebookに記事を書かせていただいた方です)


☆☆☆ 絵本、日々楽しんでおります。 先週の土曜日、面白い事がありました。 外出先で突然 あー!!!!ABCの本と同じのがあるー!と言った娘。

アルファベットBとそっくりの景色を発見しました。

これからも絵本との沢山のエピソードがうまれるのが楽しみです。 ☆☆☆


お届けした絵本「アルファベットシティ」によく似た景色を見つけてくださったのです。

(3枚目の写真:頂いたメールに添付されていたものです。4歳の女の子が見つけた、街の中のB、わかりますか?)

お届けして数日がたち、早速送って下さった嬉しいご報告。本当に本当に励みになります。


現代、「見る」「さぐる」をしなくなったのは、子どもたちだけではなく、私たち大人もそうですね。小さな画面に気を取られるあまり、ついまわりにある世界を見落としがちになってしまいます。それはとてももったいないことで、人生を損していることなんだと、4歳の女の子に教わったような気がします。

もうすぐ桜が見頃を迎えます。スマホから目を離し、きれいな景色を楽しみたいものです。

ありがとう、ゆいちゃん(^ω^)


次回は、東京都武蔵村山市です。桜の花を愛でるように、絵本を眺めにいらしてください♪ (担当 / 大塚)

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